現在、5ヶ月のオスのポメラニアンを飼っています。
1週間前に、我が家にやってきました。
毛色はオレンジで、ペットショップから購入しました。
名前は「ポン吉」で、このブログのタイトルにも入っています。
以前、毛色がウルフセーブルですが、ポメラニアンのオスを飼っていました。
上の画像が、先代のポメラニアンです。
彼は、残念ながら、昨年の9月に悪性リンパ腫で亡くなってしまいました。
まだ7歳という年齢だったので、若すぎる死に、家族全員がペットロスになってしまいました。
たまたま見かけたペットショップにいたポメラニアンが、先代のポメラニアンの小さな時に似ていたこと、そして、その先代のポメラニアンが亡くなった悲しさを紛らすためなどの理由で、新しくポメラニアンを飼い始めましたが、その子によって個性が違うなと実感しています。
このブログでは、かわいいけれど、ちょっとうるさいポメラニアンの魅力を紹介していきたいと思います。
ポメラニアンと2人の女性
https://wanchan.jp/osusume/detail/1981から引用
ポメラニアンの原産地は、ドイツ東部からポーランド西部に広がるポメラニア地方で、犬種名はこの地方から付けられています。
北方スピッツ系のそり犬であるサモエドを祖先に持つ羊の番犬が、ポメラニアンの起源とされているそうです。
そして、ポメラニアンを語る上で、忘れてならないのが、イギリスのシャーロット王妃とその孫にあたるビクトリア女王です。
1767年にイギリス国王ジョージ三世の王妃であるシャーロットが、イギリスに2匹のポメラニアンを持ち帰り、フィービーとマーキュリーと名付けたそうです。
当時のポメラニアンは体重が14キロ~20キロ近くあったので、かなり大型だったようです。
また、シャーロット王妃の孫にあたるビクトリア女王も、ポメラニアンを寵愛し、自らも大きな繁殖犬舎を所有していたそうです。
ビクトリア女王は、ポメラニアンを小型に改良し、体重5.4キロと伝えられるポメラニアンの「ウインザーマルコ」を展覧会に出陳させたところ、これが評判となり、ポメラニアンは大人気となりました。
ポメラニアンの日本での歴史
ポメラニアンは、日本には明治初期に輸入されてきたそうです。
上野公園で大正2年4月24日に開催された日本初の展覧会に、ポメラニアンが登場しただけでなく、入賞も果たしたことで、新聞に取り上げられ、話題になったようです。
1980年代には日本から逆輸出され、1982年にクラフトショーで優勝したポメラニアンがいるほどです。
一般社団法人ジャパンケネルクラブの2015年犬種別犬籍登録頭数によると、プードル、チワワ、ダックスフンドに次いで、ポメラニアンは4位となっています。
最近では、ソフトバンクのCMのギガちゃんや柴犬カットの俊介くんが人気でしたよね。
ポメラニアンはツヴェルク・スピッツ
ドイツでは、スピッツを大きさ別にウルフ・スピッツ、グローサー・スピッツ、ミッテル・スピッツ、クライン・スピッツ、ツベルク・スピッツと分けて呼んでいますが、ポメラニアンはツヴェルク・スピッツに分類されています。
なお、ツヴェルク・スピッツは小さなスピッツという意味です。
最近では、スタンダードサイズのウルフ・スピッツとツヴェルク・スピッツ(ポメラニアン)以外は、ドイツでも数が少なくなっているそうです。
最後に
今回は、ポメラニアンの起源や歴史について記載してみました。
ポン吉も、ペットショップから我が家に来たばかりで、最初の2~3日はドッグフードもあまり食べてくれませんでした。
しかし、徐々に環境にも慣れてきたのか、買ってあげたおもちゃで遊び始め、少しずつドッグフードを食べる量も増えてきています。
先代のポメラニアンがよく食べる子だったので、ポン吉の食の細さは気になりますが・・・。
同じポメラニアンでも、個性が違うので、その子にあった育て方をした方がいいと思います。