ポメラニアンのポン吉を飼い始めて、3週間が過ぎました。
トイレトレーニングを只今実践中ですが、なかなかうまくできません。
でもトレーニングに失敗はつきものですから、地道にやっていこうと考えています。
トイレトレーニングと並行して行っているのは、子犬のしつけの基本である「お座り」です。
「お座り」はしつけの基本中の基本といわれています。
「お座り」ができたら、「待て」や「伏せ」に移行できるのですが、ポン吉の場合はまだまだです。
今回は、しつけの基本の「お座り」の方法をご紹介したいと思います。
いつから子犬の「お座り」のしつけは必要?
http://dog.si-c.info/から引用
まず、いつから「お座り」のしつけが必要なのかですが、子犬の月齢が3ヶ月を過ぎた頃から始めると良いとされています。
生後4~5ヶ月までが覚えるのが早いといわれていますが、個体差もありますので、覚えるのが早い子犬もいれば遅い子犬もいます。
また、子犬を迎えてから、1週間は新しい環境に慣れることが必要ですので、そっとしておいてあげた方がいいです。
そして、子犬が環境に慣れ始めたら、子犬に名前を覚えてもらうところから始めましょう。
子犬が名前を呼ばれて反応するようになってきたら、ようやく「お座り」のしつけをスタートさせます。
なぜ「お座り」のしつけが必要?
では、なぜ子犬に「お座り」のしつけが必要なのでしょうか?
子犬に「お座り」を覚えさせることで、子犬の興奮状態を抑制させる効果があります。
例えば、子犬と狭い道で散歩をしている時に、後ろから車が来たとします。
飼い主は子犬が車に引かれないように、子犬に「お座り」といって、子犬を落ち着かせることから始めます。
「お座り」がしっかり出来る子犬はコマンドに従ってくれますので、飼い主はその子犬を抱きかかえ、安全な場所へ回避させることができます。
しかし、「お座り」が出来ない子犬であれば、どうでしょうか?
子犬は、「お座り」が出来ないばかりか、飼い主にとって予想外の行動に出るかも知れません。
このように、「お座り」を子犬に覚えさせることは、子犬の命を守ることにつながります。
子犬に「お座り」をしつける2つの方法
子犬に「お座り」をしつける方法は、リードなしの方法とリードありの方法がありますが、どちらの方法であっても、家族間で言葉を統一することが必要です。
例えば、「座れ」や「お座り」など複数の言葉を使うと、犬が混乱します。
リードなしの方法
「おやつ」や「おもちゃ」など、その子犬が好きなものを用意します。
子犬の目線より高い位置に「おやつ」や「おもちゃ」を持ちます。
子犬は「おやつ」や「おもちゃ」が欲しいので、顔を上に向けます。
「おやつ」や「おもちゃ」をゆっくりと子犬の頭の後ろに持っていくと、子犬はお尻を床につけます。
お尻を床につけた時に「お座り」といいながら、座ったままの状態のときに、褒美として「おやつ」や「おもちゃ」を与え、高めの声で褒めてあげて下さい。
子犬が立ち上がってしまう場合は、「おやつ」や「おもちゃ」を持つ位置を調整してみましょう。
繰り返し練習することで、子犬も「お座り」を学習していき、、「おやつ」や「おもちゃ」なしでも、コマンドだけで「お座り」ができるようになります。
リードありの方法
リードと首輪を用意します。
子犬に首輪とリードをつけます。
子犬の横に飼い主が立ち、リードを上に引き上げ、「お座り」といいながら、リードを持たない手で子犬のお尻を軽く押して座らせます。
子犬が座ったら、高めの声で褒めてあげて下さい。
この方法も、繰り返し練習することで、子犬が「お座り」をマスターしてくれるようになります。
最後に
子犬が人間と生活していく上で、トイレトレーニング、「お座り」、「待て」、「伏せ」、「おいで」といった最低限必要なしつけは必要不可欠なものです。
そして、このしつけを通して飼い主と犬との信頼関係は深まっていくこととなりますので、楽しく子犬とコミュニケーションを取りながら、練習していきましょう。